吉田一級建築士ブログ
  • 2019年2月16日
  • 維持管理

給湯機追い炊き異常対応

※2019年2月16日に執筆したブログ記事の転載です。

昨年給湯器を交換させていただいたお客様より、お湯は出るが追い炊きすると点火しないとの連絡を受けて訪問しました。

給湯器には主にフルオート・オート・標準タイプと種類があり、オート系は湯張りが自動、標準タイプは湯張りが蛇口からとなります。
今回設置のボイラーは「標準タイプ」でした
P_20190212_160223-01.jpeg

奥様に聞くと何度か誤って「追い炊き」ボタンを浴槽が空の状態で押したことがあるとの事でした。
追い炊き配管の中の水が抜けてしまったのでは?と推測し、「呼び水」を行ってみたところ 無事点火いたしました。

P_20190212_161532-01.jpeg

メーカーに確認したところ、オート系は空焚き時に追い炊き配管の水が抜けないような機能がついているが、
「標準」のものはそうした機能が付いていないため、空焚きをすると追い炊き配管の水が抜けて追い炊きが作動しなくなることがあるそうです。

標準タイプのボイラーはオート系より10万円近く安く、追い炊きも十分可能なので、大変魅力的です。
今回使い方のコツがわかり勉強になりました。

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