※この記事は2014年8月19日に執筆したブログ記事の転載です。
住宅ローンの金利(H銀行参照)
・変動金利 2.675%
・全期間固定 1.6%
・ 3年固定 0.75%(固定期間終了後マイナス1.3%の特約あり)
・ 5年固定 1.1% (固定期間終了後マイナス1.2%の特約あり)
・10年固定 1.25%(固定期間終了後マイナス1.25%の特約あり)
・・・どの金利を「選択」したら良いか、とても迷います。
今回は、一定条件の元、各金利について試算してみることにします。
借入金額 2,400万円
返済期間 30年
固定期間終了後は、「現在の」変動金利(2.675%)で試算します。
・全期間固定で試算(金利1.6%)
総返済額 ¥30,234,733
・当初3年固定で試算(金利0.75%)
※当初固定期間終了後、変動金利2.675%→特約で1.375%を27年間として
総返済額 ¥28,832,019
・当初5年固定で試算(金利1.1%)※当初固定期間終了後、変動金利2.675%→特約で1.475%を25年間として
総返済額 ¥29,256,453
・当初10年固定で試算(金利1.25%)
※当初固定期間終了後、変動金利2.675%→特約で1.425%を15年間として
総返済額 ¥29,210,886
金利が今後30年間、現在の状態をキープする場合、
「短期固定」の方に分がありそうです。
◎変動金利が、今後仮に1%上がったと「推測」した場合の金額は・・。
・当初三年固定
総返済額 ¥32,281,345 ※約345万円のプラス
・当初5年固定
総返済額 ¥32,249,265 ※約299万円のプラス
・当初10年固定
総返済額 ¥31,137,590 ※約193万円のプラス
今後金利が1%上がると考えた場合、「全期間固定」の方に分がありそうです。
金利は過去10年以上前から低金利の状態が続いており、緩やかに低下しておりますが、今後金利がどう推移するでしょうか。
「物価」が上昇すれば、金利も上がると言われております。
一度金利を選択してしまうと、後戻りは出来ないため、慎重な判断が必要です。
お悩みの場合、アドバイスやご相談、返済総額の試算等のお手伝いをさせていただいております。
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