吉田一級建築士ブログ
  • 2020年6月8日
  • 建築

建て方作業

建て方作業の補助を2日間に渡って行った

これまでいろいろ住宅を設計・管理してきたが、実際に建方の作業をするのは初めてのこと。。

 

目的

・大工さん不足の観点から、補助程度は出来ていたほうが良いこと。

・設計見積もり提案する上で、一層現場施工を考慮したものにしたいため。

 

わかったこと

・通し柱の建込みはかなり高所から打ち込む必要があり、安全確保上ほぞ差しより金物工法を併用したほうが良い。

・六尺脚立があれば、比較的経験不足の人でも安全に作業が可能なこと。

・柱や梁木材の重さが体感的に知ることができ、構造部材に負担をかけるような設計は現場作業にも負担がかかる点。

 

サラリーマン時代は、建て方作業などに参加していると、「仕事もしないで何やっている」と叱責されるだろう。

しかし、今回しっかりと建て方の作業に携わることができ、本当に良かった思っている。

大工さんに「やらせっぱなし」ではなくなり、現場のモチベーションUPにもなる。

これからは、設計し、建てる家の建て方は、全部手伝う気持ちである。

屋起こしのようす

2階床合板貼りのようす

2階柱建てのようす

建て方完了のようす

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