吉田一級建築士ブログ
  • 2021年7月2日
  • 建築

内装壁天井スキマのメンテナンス

日頃、建てさせていただいております木造住宅は、

構造材には精度の高い集成材を使用するとともに、天井などの下地材料に関しても、

乾燥材料を使用しております。

それでも、冬場の暖房により、更に木材の乾燥がすすみ、

結果として内装の壁・天井にスキマが生じる場合がございます。

概ね2~3冬程度の期間を過ぎたのちは、

どの住宅についても、木材収縮が止まりスキマなどは新たに生じず、落ち着いておりますが、

一般的には建築後1年・2年のタイミングにおいて、

スキマ補修のアフター対応を行っている工務店・ハウスメーカーは多いと思います。

営業等担当者よりお施主様に、内装業者さんを何月何日に入れます。

・・・などといった対応はよくあるかと思いますが

これは責任自体は果たしていますが、お施主様の気持ちに寄り添っているか?

と言われれば、私はやや疑問に感じます。

弊社の対応ですが、設計者兼施工管理の私が自ら行っています。

・・・私が建築技術者としての道を志し、10年間在籍しておりました東京の100年企業、

越野建設株式会社の創業メッセージに、素晴らしい言葉があります。

「お得意様の竈(かまど)の灰まで掃除する心がけを持て」

この言葉は、ずっと私の頭に焼き付いており、これを私なりに実践しております。

自分が作り、生み出したものが、お施主様の生活にどのような関わり方をしているのか、

たくさんの労力をかけて、作り上げた住宅がその後どのような変化をしているのか、

自分の目や手で確認し、それに向き合って初めて、建築を語る資格がある。

・・・私はそう思っています。

建築竣工時には気が付かなかった木片を発見。

自ら手掛けていなければ、絶対に見つけられなかったでしょう。

当然、早速取り除きます。

日常生活では手が届かない箇所の、拭き掃除サービスを行いました。

・こうしたスキマを少しでも少なくするには、どうしたら良いか?

・スキマ補修をより行いやすくするには、どのような工夫が必要か?

私なりに、

考えついた点があるので、早速明日からの現場にて、実践していきたいと思います。

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