吉田一級建築士ブログ
  • 2021年7月11日
  • 建築

家を解体する

家を建てることと

背中合わせの解体工事についてももちろん行っています。

やがて姿を消してしまう、

この建物からも、得られるものがあります。

築44年 モルタル外壁は長持ちしますね。

屋根の崩壊箇所

屋根垂木がもし、二寸垂木程度あれば崩壊しなかった可能性が高いでしょう。

煙突倒壊部分から、屋根が傷んでいました。

煙突を囲む木構造部材の補強をしっかり行っていれば、

煙突は持ちこたえていたでしょう。

浴室周りの土台が腐食して、無くなっています。

そこから外壁の破壊が進んでいます。

やはり土台は木造住宅の最重要部材ですね。

・・・建築って「その形を保つこと」が一番大事だと思いますので、

崩壊が進んだ建物から得られる情報は宝物です。

まだまだ手作業の多かったころの建物。

当時の大工さんが、一生懸命建てたのでしょうね・・

モルタルは本当に長持ち。。

無垢板の踏板・側板。

現在は共に合板ですから、階段は当時の仕様のほうが高級ですね。

この掘り方、どこかで真似させていただきます。

家を建てる場合、その期間は半年~1年程度掛かりますが、

解体工事は、2週間~1か月程度で終わります。

解体工事も、ちゃんと釘まで抜いて、

木材など、産業廃棄物とせず、再利用できるレベルまで緻密な作業を行えば、

それ相応の時間が掛かると思いますが、

現在では、まだそこまで行われていません。

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