吉田一級建築士ブログ
  • 2021年9月20日
  • 建築

塩ビタイル張りの正しい施工

塩ビタイルは、

主として商業施設等の床等に用いられることが多いです。

クッションフロアーに比べ質感が高く、

厚みも2.5~3.0mmあるため家具などの凹み跡も付きづらいことから、

住宅においても人気があります。

■弊社施工事例 塩ビタイル貼りのようす

住宅新築工事においては、この塩ビタイルの施工をどの段階で行うかがポイントです。

大工さんが木製幅木を設置する「前」に塩ビタイルを貼ります。

幅木の下までしっかり床が貼ることが出来ており、仕上がりもキレイです。

仮に幅木設置「後」ですとこのように、幅木の下部まで貼ることが出来ず、

ノリが付着したり、スキマが多くなる等、仕上がりが汚くなります。

キッチン設置前に床を貼ることで、キッチンの下部までしっかり貼ることが出来ます。

塩ビタイルは耐水性が高いので、

仮に台所の給排水でなにか異常があって、水漏れ等した際に、下まで貼ってあると安心です。

・・・台所を設置した後で、塩ビタイルを貼っているビルダーも居るようですが、

その場合は、台所の下部分はベニヤ素地となっており、耐水性の面では不利だと思います。

建具枠を設置する前に貼ります。

枠の形状は複雑なので、後から貼ると床施工で枠にキズが付いたり、

不要なスキマが生じやすいです。

建具枠設置のようす。

塩ビタイルを先に貼っているので、キレイな仕上がりです。

梱包を解くと端部まで柄が入っていない床材を発見、

当然、こうした品物は使用せずメーカーに報告いたします。

塩ビタイルは、東リのロイヤルストーン、ロイヤルウッドの他、

各メーカーから販売されています。

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