■貫通孔穴あけ作業
柱などの重要部材に抵触しないよう入念に位置検討を行った上、
作業に入ります。
・外壁材への穴あけは、破断割れを防止するために、外側より行います。
・きれいに穴が開きました。
・壁内の電気の線にも抵触することなく、穴あけが完了です。
■エアコン用壁下地施工
一般的には、石膏ボードアンカーによる施工でも良いのですが、、
最近の室内機は重たいため、お施主様と協議の上、強度を重視し、下地の施工を行わせていただきました。
・壁内への湿気等の流入を防ぐため、貫通孔には塩ビスリーブを挿入いたします。
■据付板取付状況
留め付けビスは力の掛かるところを優先に、かつ沢山打ちこみます。
ビスの本数が少ない場合、室内機を設置の際に、据付板が歪んでしまうことがあります。
■室内機設置完了
この段階で、間違ってコンセントを刺してしまうとエアコンが壊れてしまう恐れがあるため、
コンセントにはテープで塞いでおります。
■配管外側取出し部分
本エアコンは26帖用と高容量なため、配管も通常より太いものとなっております。
当該配管を、曲げる際に誤って折り曲げてしまうと、エアコンの効率が悪くなるか、
まったく効かなくなる恐れもあるため、ここは最も気を使います。
■冷媒配管及び室外機設置のようす
室外機にこのようなフードを設けるタイプは寒冷地エアコンとなります。
冬でも機能するよう、雪が室外機に付着しずらいように、こうしたフードを設置します。
・外壁にビス等の穴をあける部分は、コーキング処理を行います。
■真空引き作業
10~15分程度の真空引きの後、
10~15分程度、配管漏れがないかの試験を行います。
■電圧確認
100V、200V間違えると機械の故障につながるため、
必ず確認します。
■試運転
配管漏れの試験に問題ないことがわかり、
電圧も問題ありませんでした。
試験運転です。
無事冷風が出るとホッとします。