澄川住宅
現地を確認したところ、高台に位置する住宅街でした。
左右は隣家、道路から見て突き当りの方向は、眺望を妨げるものがない眺望が拡がっています。
敷地南側は、隣家が北に寄せて建築されている関係で日陰の割合が多い反面、
北の方角には景色の拡がり及び開放感を感じ取れました。
西側の良い眺望を考慮に入れた上、
庭とリビングの連絡は敷地北側とし、これに併せて駐車スペースも配置いたしました。
間取りはお施主様と、建築コスト・ご要望のお打合せを経て、
各居室の面積を最小限に抑えつつ、収納・サニタリー等の機能面を重視したものといたしました。
また、駐車スペースから雨にぬれずにアプローチしたいご要望を受けましたが、
コストに制約もありました。
過度に金額が発生しないよう、
屋根の片側を家屋に持たせ、
玄関ポーチの屋根を兼用する設計といたしました。